空調による乾燥や、長時間のパソコン操作などで、ドライアイの症状を自覚する人も増えています。その対策では点眼薬も有効ですが、これにはドラッグストアなどで売られている目薬と、眼科医で処方される眼科薬があります。この二つの違いは、防腐剤などの添加物の配合量の違いも、相違点になります。一般的に市販の目薬には添加物が配合されており、眼科薬では防腐剤が不使用のタイプもあります。防腐剤は症状の改善には不要な成分ですが、健康な状態なら、涙によって添加物が洗い流されるようになっています。
しかしドライアイなど、目が乾燥気味の場合では目に残留してしまう傾向もあります。そのため市販薬で済ませたい時は、一部で販売されている防腐剤が使用されていない使い切りタイプの商品などを探すことが得策です。眼科医で処方される点眼薬にも防腐剤が含まれている場合もありますが、必要に応じて防腐剤を配合していない物を処方してくれるため、添加物の影響を抑えられます。一方、市販の点眼薬にも第2種医薬品や第3種医薬品など、薬事法により分かれていることが特徴です。第2種医薬品は効果も期待できる分、副作用の可能性も考えられるとされており、第3種医薬品ではそのリスクが低いといった違いがあります。
特に第2種医薬品には充血対策として、血管収縮剤が用いられていることがあるため、長期間の連続使用には向かない場合もあります。このためドライアイの対策を市販の目薬で行う場合は、添加物など配合成分を確認することと併せて、医薬品の分類をチェックすることも大切です。しかしながら、有効成分には医師の処方箋が必要な成分もありますから、適切な治療を希望する際は、眼科医で診てもらいましょう。
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